シングルファイル

シングルファイルのご紹介

シングルファイルの特徴

1986年、南アフリカから移住してきたスノーデン夫妻は長年の夢だったワインづくりを行うため採鉱会社を売却し、西オーストラリア郊外の美しい土地デンマークのぶどう畑を購入。ワイン業界の優秀な人材を募ってシングルファイル・ワイナリーを創業しました。2009年には、品種毎に最適なぶどう畑選びのため西オーストラリアのワインメーカーとして名高いラリー・チェルビーノをコンサルタントに迎え、以降、本拠地デンマークのシャルドネを初め、西オーストラリアの他の地域でも単一畑のワイン造りを行い、今や西オーストラリアの様々な栽培農家と提携して単一畑のワインづくりに注力しています。

シャルドネの畑は、デンマークから７キロ離れたスコッツデイルヴァレーに位置しています。1989年、前オーナーによってぶどうが植えられていたものを後に買い上げたことが始まりです。シャルドネの栽培に適した冷涼な気候で、夏場である1月の平均気温は冷涼で知られるモーニントン・ペニンシュラ、ヤラ・ヴァレーよりも低く、冬場は雨が多く降ります。
シラーズ、カベルネ・ソーヴィニョンの畑は、高度200～300メートル、グレートサザン最北かつ最も内陸に位置するフランクランド・リヴァーにあります。花崗岩や片麻岩由来の砂利土壌で芳醇で色合いの濃い赤ワインを産することで知られており、冬～春にかけて雨の多い地中海性気候です。潮風のおかげで暑い午後も気温の上昇が抑えられ、成熟期のぶどうがゆっくりと色づくという特徴があります。
全ての畑は入念に手入れされており、房をまるごと圧搾するため収穫は全て手摘みで行われています。化学肥料は最低限に抑え、土壌を健全に保つためにエコ農法を実践したあらゆる努力がおこなわれています。また、ウドンコ病の対策にも環境に配慮された防カビ剤が使われています。

シングルファイルのラベルは一家が引き継いできたルーツが家紋の中に表現されています。スプリングボックはスノーデン夫妻の出身地南アフリカに生息する動物で国の紋章にも描かれています。鹿は娘婿パトリックの生誕地アイルランド・クレア県の紋章に記されています。アヒルはシングルファイルの本拠地グレート・サザンにあるデンマークの至る所で見ることができます。紋章にはまた、シングルファイルのモットーである『卓越したものへのあくなき追求』を意味するラテン語が記されています。

シングルファイルの受賞歴